はじめまして!IELTSのライティングで6.0を取得した、papiと申します。
私は海外経験もなく、英語塾に通っていた経験もない、普通の大学生だからこそ、英語学習の大変さがよく分かります。少しでも私の経験が、みなさんの英語学習のヒントになれば幸いです。
今回はライティングが大の苦手な私がIELTSで一発6.0を取った勉強法をご紹介します。
細かいところまで読む時間がないという方は、見出しと赤字のところだけ見ていただければ、 ざっくりとした内容は分かるようになっています。
私がどのくらいライティングが苦手かというと、ライティングが一番得点を稼げるセクションとして 有名な英検2級でも準1級でも、ライティングのスコアが一番低く、平均を多く下回る程です。
今回、IELTSを受験するにあたって、IELTSはライティングが難関という情報を多く目にしたため、IELTSのライティング専用の特訓しなければいけないと思い、試行錯誤しながら10日間ほどライティングに専念して勉強をしました。
これから、私がどのようにIELTSのライティングに関する知識が0の状態から、10日間でライティング6.0をとるための知識を身に付けたかご紹介します。
この記事を読んで分かること
- まず何の勉強から始めたか
- ライティング6.0を取るため近道(私が10日間で6.0を取得できた理由)
- 使った参考書(2冊)
- どのくらいの勉強時間で6.0を達成したか
- ライティング6.0は意外と簡単だということ
まず何の勉強から始めたか
私がまず最初に取り組んだことは、模範解答を模写することです。
IELTSのライティング対策をしようとしても、まず何から手を付ければいいか分からないという悩みを抱えている人がたくさんいると思います。
そもそも、IELTSの勉強をしたことがない人は、ライティングセクションではどんなことが問われ、
どんな構成で書けばいいのかという知識がゼロです。
IELTSのライティングで6.0を取るには、最低限、下記3つの項目に関する知識が必要です。
- どのような構成で書くのか
- 序論、本論、結論で必ず述べなければいけない内容
- 「序論:本論:結論」の割合
これらの知識を効率よくインプットするには、模範解答を模写することが効果的です。
実際に私が模写で使用した参考書は ❸使った参考書(2冊)でご紹介します。
IELTSのライティングセクションは「タスク1」と「タスク2」に分かれており、
それぞれ問題の種類が 「タスク1」… 7種類 「タスク2」… 6種類 となっています。
1種類につき2つの模範解答を2回ずつ模写して、文章の構成、問いに対して何を述べるか、 序論・本論・結論はどのくらいの割合で書くべきなのかをインプットしました。
この作業をすることによって、IELTSのライティングに関する知識が0の状態から、 IELTSのライティングの概要が理解できているレベルになります。
しかし!!!ここで多くの人が
「ちょっと待て?!….こんな文章自分で書けるわけない…」と絶望してしまうと思います。
私もそうでした。
でも大丈夫です。❷ライティングで6.0を取るための近道で述べている勉強法を実践すると、
「おおおぉぉぉ!意外といけそう!」と思うはずです。
ライティングで6.0を取るための近道
ライティングが大の苦手な私が、IELTSのライティングに関する知識が0の状態から、10日間で6.0を取得できるレベルになれたのは、間違いなくこの対策のおかげです。
その対策とは…
どの問題でも使えるテンプレートを覚えることです。
これは多くのIELTS対策についてのコンテンツで述べられていることです。
そのため、私も実践してみたところ、やはり多くの方がおすすめしているだけあって非常に効果的でした。
このテンプレートを覚える方法として、私は
・『IELTS ライティング テンプレート集』と検索して、ひたすらいろんな表現をメモする。
・youtubeでテンプレートを紹介している人の動画を見る
などいくつかの方法を試しましたが、そのなかで一番覚えやすかったのは
模写した模範解答を使って、どの問題でも使えそうな表現にマーカーを引くことです。
この方法は、実際に、文章の中でどんなときに、どのように使うのかという感覚がつかみやすいため、おすすめです。
この写真は実際に私がテンプレートを覚えるために模範解答に線を引いたものです。
このように線を引いてみると、文章の3分の1くらいはテンプレートとして、どの問題にも使える表現であることが分かります。
「この部分を暗記すれば、あとは数値や名目を当てはめればいいだけ。」
と考えたらなんか書けそうな気がしてきませんか?
試験に合格するのに近道はないという言葉をよく耳にしますが、間違いなく近道はあります。
テンプレートを覚えることで、ライティングの基礎固めができ、効率よく整った文章が書けるようになります。
使った参考書(2冊)
私はたくさんの参考書を使用するより、1、2冊を極める方が金銭的にも効率的にもいいと思ったため、ライティング対策として使用した参考書は2冊です。
- 『はじめてのIELTS 全パート総合対策』
- 『IELTS ライティング徹底攻略』
⑴ はじめてのIELTS 全パート総合対策
1冊目の『はじめてのIELTS 全パート総合対策』はIELTSの4セクションすべてに関する対策が書かれた参考書です。 これを最初に読んで、だいたいIELTSってこんな感じなんだというイメージを掴むために使用しました。
全セクションの解説+練習問題が載っているため、これ一冊でIELTS全セクションの問題構成や解き方を勉強することができます。
出典:Amazon
⑵ IELTS ライティング徹底攻略
2冊目に使用したのは、『IELTSライティング徹底攻略』です。ライティングの勉強は9割この参考書を使って勉強しました。
ライティングに出る全種類の模範解答が載っており、私が先ほど話した模範解答を模写する際に、 この参考書に載っている模範解答を使っていました。
解説が非常に詳しく載っているため、この一冊を極めることで、ライティング6.0を取ることができました。
出典:Amazon
どのくらいの勉強時間で6.0を達成したか
私がIELTSライティングに関する知識がゼロの状態から6.0を取るのにかかった時間は10日間です。
1日の勉強時間は4時間ほどだったため、総時間にしてみると
10日間×4時間=40時間 です。
「そんなに短い時間で本当に6.0がとれるの?」と思うはずです。
受験する前までの自分だったら間違いなくそう思っていました。
しかし、❷で述べたように、テンプレートを暗記することに重点を置いていたため、 短い勉強時間で整った文章が書けるようになりました。
つぎの❺ライティング6.0は意外と簡単だということで詳しくご紹介しますが、6.0まではテンプレートに従って書けば誰でも簡単に取ることができると思います。
ライティング6.0は意外と簡単だということ
私は試験本番で大きなミスを2つしました。
ミス① 具体例2つの割合が2:1
タスク2では自分の主張に関する理由と具体例をそれぞれ2つづつ述べなければいけないのですが、1つ目に時間をかけすぎて、①「理由・具体例」:②「理由・具体例」=2:1のような割合になってしまいました。
ミス② 小学生でも思いつくような理由+簡単な単語
2つ目の理由・具体例を書く際、時間がない焦りで、小学生でも思いつくような理由を書いてしましました。
「スマホを教育に用いることを良いと思いますか?」という質問に対して、
「いいと思います。なぜなら、スマホを使った勉強は楽しく、眠くなりにくいからです。」
のような単純で、難しい単語を一つも使わないような解答をしてしましまいました。
(上記の例は実際の問題、解答とは異なります。)
このようなミスをしてしまっても、テンプレートに従ってある程度、整った文章を書くことができたため、6.0を取ることができました。
ペーパー版の試験の場合、ライティングの試験が一番最初となります。
「あーあんな解答じゃ5.0もいかないかも…」という気持ちでリーディング・リスニングをスタートするより、
「意外とミスしても6.0取れるらしいから大丈夫でしょ!」という前向きな気持ちでリーディング・リスニングに挑んでください!
皆さんがいい結果を出せることを応援しています。
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